2025/11
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DIYで屋根の修理をして失敗した事例
こんにちは。 愛知県名古屋市中川区、港区、中村区、熱田区、南区、西区、その他名古屋市近郊の屋根リフォーム専門店、マツザワ瓦店です!! いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
「屋根の修理を業者に頼むと費用が高そう...」「DIYでできるなら自分でやってみようかな」と思ったことはありませんか? 最近では、ネット動画やSNSで屋根修理のやり方を紹介している情報も増え、「自分でもできそう」と感じる方が増えています。 しかし実際には、DIYで屋根の修理を行い失敗してしまうケースも多く見られます。 この記事では、「DIYで屋根の修理をして失敗した事例」を紹介しながら、なぜ失敗してしまうのか、その原因と防ぐためのポイントを詳しく解説します。 この記事を読むことで、DIY屋根修理のリスクとプロに依頼する判断基準が明確になります。 屋根の工事やリフォームを検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
【はじめに:DIY屋根修理の魅力と落とし穴|名古屋市の屋根修理で知っておきたいこと】
屋根修理のDIYには、確かに魅力があります。費用を抑えられるうえ、自分のペースで作業できるため、気軽に挑戦しやすいと感じる方も多いでしょう。 しかし実際には、「安く済ませよう」と思って始めた修理が、結果的に高くつくケースが少なくありません。 屋根は住宅の中でも最も重要な部分のひとつであり、少しの施工ミスでも雨漏りや断熱性能の低下など、大きなトラブルを引き起こすリスクがあります。 ここからは、名古屋市で実際にあったDIY屋根修理の失敗事例を紹介します。
よくある失敗事例①:防水処理の不備で雨漏り発生|名古屋市の屋根修理での典型的なミス
DIYで最も多い失敗のひとつが「防水処理の不備による雨漏り」です。屋根の防水は、見た目以上に繊細な作業で、施工の順番や材料の選び方を間違えると簡単に水が侵入してしまいます。
失敗の具体例:コーキング剤の塗りすぎ・塗り方のミス
名古屋市在住のAさんは、板金屋根から雨漏りがあったため、自分でシリコンコーキングを使って補修しました。 一見隙間を全て埋めたので仕上がったように見えたようですが、その後、再び雨漏りが発生。原因を業者が確認すると、コーキング剤の塗り方が誤っており、かえって内部に水が溜まる構造になっていました。 正しい施工では、内部の通気を確保しつつ、防水層の下に水が回り込まないように仕上げます。DIYではこの「水の逃げ道」を考慮できず、結果的に雨漏りを悪化させることが多いのです。
失敗を防ぐためのポイント
屋根の防水補修は、表面だけでなく下地の状態や水がどこからどのように浸入しているかを考えるのが必須です。古い屋根材や傷んだ下地をそのままにしても、一時的な効果しか得られません。 また、コーキング剤は外装専用のウレタン系や変成シリコン系を選ぶ必要があります。 ただし、誤ったものを選定したり施してはいけないところにコーキングを打ってしまうと、結果的に広範囲にやり替えしなければならないケースもあります。
ある失敗事例②:瓦のズレ修理で屋根全体が不安定に|名古屋市のDIY屋根修理トラブル
「瓦が1枚ズレたから直そう」と思い、DIYで修理を行った結果、かえって屋根全体が不安定になってしまう事例もあります。
失敗の具体例:瓦の固定位置のズレ
名古屋市のBさんは、風で飛ばされた瓦を自分で戻しました。しかし、瓦の重なり位置が数ミリずれているままコーキングで補修をされてしまいました。そこから雨水が侵入。内部のルーフィング(防水シート)が劣化し、雨漏りが広がりました。 瓦は見た目が整っていても、正しい角度・重なり幅で設置されていないと防水性能が保てません。瓦の構造は精密に設計されているため、1枚でもずれると屋根全体の耐風性や防水性が落ちるのです。
失敗を防ぐためのポイント
瓦屋根の修理では、瓦の下にある「桟木(さんぎ)」や「防水シート」の状態も重要です。これらの下地を確認せずに瓦だけ戻しても、根本的な修理にはなりません。 また、瓦の種類(日本瓦・スレート瓦・セメント瓦)によって施工方法が異なるため、専門知識が必要です。 名古屋市のように風が強い地域では、ズレの放置が瓦飛散や破損につながるため、早めの業者点検をおすすめします。
よくある失敗事例③:高所作業中の転倒・ケガのリスク|名古屋市の屋根修理DIYで最も危険なケース
DIYで最も深刻な失敗は「転倒・ケガ」です。費用面よりも命に関わるリスクがあり、注意が必要です。
失敗の具体例:安全対策を怠った結果の転落
名古屋市のCさんは、2階建て住宅の屋根に上ってトタン補修を行いました。 しかし、靴底が滑りやすい状態で、わずかにバランスを崩して転倒。幸い命は助かりましたが、全治3週間の骨折を負いました。 屋根の勾配は見た目よりも急で、わずか5度の傾斜でも滑り落ちることがあります。特に梅雨時や朝露の時間帯は危険が増します。
失敗を防ぐためのポイント
安全帯(ハーネス)や滑り止め付きの靴は必須装備です。また、1人で作業するのではなく、必ず誰かに立ち会ってもらい、緊急時に連絡できる状態にしておくことが重要です。 プロの業者は、安全基準に基づいた足場を設置して作業を行うため、事故のリスクを最小限に抑えています。費用よりも「安全」を最優先に考えることが大切です。
失敗を防ぐために:DIYと業者依頼の判断ポイント|名古屋市で失敗しない屋根修理を行うには
DIY修理で失敗を防ぐには、「自分で対応できる範囲」と「業者に任せるべき範囲」を明確にすることが重要です。
DIYで対応できる範囲
・1階部分の庇(ひさし)やベランダ上の簡易補修
・コーキング剤の再充填
・防水テープによる一時的な補修
これらは安全性が確保でき、構造に大きな影響を与えない範囲です。
業者に依頼すべき範囲
・2階等のDIYでは安全に作業が出来ないところ
・屋根全体や部分的でも雨漏りしている場合
・瓦やスレートの葺き替え
・棟板金や瓦が飛ばされた・落下した場合
・下地の腐食修繕 等々
これらは専門技術が必要であり、DIYでは対応不可能なケースがほとんどです。 特に、築20年以上の住宅では屋根材の劣化が進んでいるため、プロによる点検が不可欠です。
まとめ|名古屋市でDIY屋根修理の失敗を防ぐために
DIYでの屋根修理は、コスト面では魅力的ですが、正しい知識や経験がないと大きな失敗につながるリスクがあります。 防水処理の不備、瓦のズレ、高所でのケガなど、どれも「少しの油断」が原因で大きな損害を招くことがあります。 安全に、そして確実に屋根を守るためには、信頼できる専門業者に相談することが最善の方法です。
愛知県名古屋市中川区、港区、中村区、熱田区、南区、西区、その他名古屋市近郊で屋根の工事・修理をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
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