瓦屋かわら版

(名古屋市中川区)Ｋ様邸
『雨が漏ってるみたいなんだ』

Ｋ様には大雨が降った後、すぐに弊社にお電話をいただきました。
以前より雨漏りをされていたとの事で、引っ越すご予定も無く、これからもお住まいになるとの事で瓦替えのご提案をさせていただきました。
梅雨時期でしたので取り掛かるタイミングが難しかったのですが、無事にお引渡しさせて頂くことが出来ました。
瓦をめくると、今まで屋根に葺せてあった瓦や土が廃材として発生します。その為、ダンプ車・クレーンを使用して下ろします。
Ｋ様邸は交通量の多い道路に面していましたので、通常より多い4名のｶﾞｰﾄﾞﾏﾝさんを配置して作業しました。
（警察署へ道路使用許可書を申請）
マツザワ瓦店には【クリーンカー】という屋根工事用（ﾎｺﾘや古土用）のバキュームカーがあります。
手作業で行うよりも効率も良く、昔ながらのお水を撒きながらの作業ではないので、昔に比べるとご近所の皆様への負担を軽減できるのでは･･･と考えております。
Ｋ様邸の前には横断歩道がある為、クリーンカーを現場の目の前に配置出来ませんでした。

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クリーンカーは最高50ｍも延びるホースがあるので、問題なく吸引作業をすることができました。

雨漏りしていたので、大工さんに下地の工事をお願いしました。
職人さん達で納まりの打合せ光景です。

瓦揚げ作業です。
瓦を葺せやすいように、職人さんが割合を考えて、屋根上にあげていきます。
※本格的な大工工事でしたので協力業者さんにお願いしました。
工事が完了してから、よくお施主様に『軒先に鉄棒が無いけど大丈夫？お隣りさんにはついてるけど。』とご質問をいただきますが、下記施工写真の様に、瓦の一枚一枚にパッキン付ビスで留めてあります。こちらの工事のみも喜んでお伺いさせていただきます！
瓦の葺せ替え工事をさせていただきましたＫ様邸ですが、板金工事もさせていただきました。
〝瓦屋さんなのに板金工事？？〟と疑問に思われるお客様が多くいらっしゃることと思います。
実は㈱マツザワ瓦店には、瓦部門と板金部門があります。瓦工事にも、板金工事にも、納まり等で双方に関係してくる工事がほとんどですので、お客様からは【１つの業者に頼めばいいから助かるよ】とおっしゃっていただける事が多く、弊社と致しましてもお役に立てて嬉しく思います。
Ｋ様邸での板金工事

こちらは樋の掛替え工事です。
樋も水糸という糸（→の箇所）を張って、水の流れる勾配を確認します。
お金もかかる工事ですが、樋工事は足場が必要な現場がほとんどなので、屋根工事に関わらず、外壁塗装などで足場をかけられる際は、樋の掛替え工事も一緒にされる事をお勧めします。

Ｋ様邸は棟違い（段差のある屋根）の屋根でしたので、お隣のお施主様にお話して、雨漏りせぬよう、板金にて施工しました。
実はこちらのお隣りのお施主様はマツザワ瓦のOB施主様でＫ様をご紹介して下さいました。

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